
真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜
講談社のウェブマガジン「mi-mollet(ミモレ)」がお届けする“聴く読書会”。ミモレ編集部のブックレビュー担当・バタやんこと川端がおすすめの本や心に響くフレーズをご紹介します。

普段はどのような収録環境でしょうか?

環境としては自宅が多くiPhoneを使って収録しています。
iPhoneだけだと雑音が入ってしまったり、音が安定しなかったので、iPhoneに取り付ける形の「iRig Mic Cast HD」を使い、ここにイヤホンを通して自分の声を聞きながら収録しています。

編集もバタやんさんがされてるんですか?

はい、編集はAnchor(アンカー)を使っていて、自分でカットしたり、繋いだりしながらBGMをつけてる感じです。

実際にエピソードの完成までにどのくらいの時間がかかりますか?

一番時間がかかるのは実は、原稿を全部書いてるんですけど、本のあらすじなどを紹介するので、登場人物の名前だったり地域とか時系列を間違えないように、原稿に全て書いて、名前とか読みがなを書いたりしています。そのまま読み上げるというより、手元に置いておく感じで、それを横目で見ながら喋って収録するので、その原稿を書くのが一番時間がかかります。

すごいですね!その方が結局話しやすかったりする?

そうなんです。フリートークの方が緊張するので私的には原稿があった方が安心するし、喋りやすいです。

収録から完成までにはどのくらいの時間がかかりますか?

収録時に録り直しとかも入れると10分ぐらいのトークなので、1時間ぐらいですね。

コンパクトにササッと進んじゃう感じですね。

そうですね。でももうちょっとこだわって音を調整すべきとは思っています。音が安定しないので、コメントいただいたりすることもあって、どういうふうにしたら聴きやすいか勉強中という感じです。

バタやんさんが最初から最後まで完結してやってるってことですもんね。

最初の曲、後半になればなるほどゆっくりしたテンポの曲にすると決めたので、BGMに関しては毎度セットするだけですね。

すごいなあ。元々こういうものを触るのに抵抗はなかった?

割とテック系は好きですしガジェットも好きです(笑)。

だからだ(笑)。興味本位も含めて、どんどん触ってみてっていう感じですね。

マイクとかももっと研究したいですね。

スマートフォンでも綺麗に録れるといえば録れますが、やっぱりマイクがあった方がより綺麗に録れますよね。

オガワさんが使っているマイクスタンドがあった方が良いんだなって今思いました。本を途中で開いたりするので、カサカサしたり、あと体がマイクから離れちゃったり。

僕も使い分けたりしていて、対談みたいな収録の場合はピンマイクにしたり、番組のテイストによって使うものを変えたりしています。

なるほど。

このマイクスタンドも安いですし、僕はが今この収録で使ってるマイクは「SHURE SM58」で、これも1万円ぐらいで買えますね。
逆にそこまでしっかり原稿を考えてるのがすごいなと。

割と細かく、ちょっとここはタメたり、言い直したりしようとかまで考えてます。

すごい!

そうやらないと緊張するからですね。

書籍とか扱うのであれば確かに間違ったことは言えないですもんね。

そうなんです。海外の作品だと登場人物の名前も長くて。

バタやんさん、毎週配信ですよね?毎回これをされてる?

1週間の間に何を選ぶかを考えながら文章を考えて、次の次の週ぐらいまでは何となくこの本にしようかなと思っていて、前に読んだことのある本だったとしても読み返す必要があるので、そこが時間かかります。

かかりますね、それは。
実際にPodcastを始めてみてわかったことや気づいたことはありますか?

YouTubeやインスタライブもやってみて、結構テンション高く、やや早口で飽きさせないリアクションだったり、身振り手振りも交えてキャッチーな言葉をどんどん言っていくみたいなのが必要で、私はそれがあまり向いてなかったということに気づきました(笑)。
Podcastの方が本当に気が楽で、向いてますね。

多分正しいと思います、その自己分析(笑)。

YouTuberはちょっと無理かもって思う方とかいろんな人におすすめしています。
Podcastどうですか!?って。
自分1人だけだし、原稿も用意できるので緊張してしまう人も大丈夫だし、メイクをしたりとか、着替えたりする必要さえないので多くの人におすすめしています。

編集部でも「やってみたら?」みたいな話はされているんですか?

そうですね。
Webメディアもいろいろ過渡期というかトライしながら、形を変えながら、あとSNSのインスタグラムとかFacebookとかYouTubeの仕様とブームとともにメディア自体の効果的な配信の仕方をどんどん変えていかなきゃいけないので、早いうちからトライして、しかもスモールスタートでトライして私がやってみて、ノウハウが貯まれば、有名な人を呼んだり出たい人に出てもらうときに、仕組みがわかっていた方が良いなという意味でやっています。

意欲的にPodcastをしているバタやんさん、素敵ですね。

ありがとうございます。私自体がすごい有名になるっていうことが目的ではなくて、Podcastはどういう世界観で、どういうものが必要で、どんな構成にしていくと良いんだろうということを実験台にしている使っている感じなんです。

なるほど。バタやんさんはPodcastの可能性をどのように感じてますか?

最初に始めたときから、日本語のコンテンツ自体がまだまだ少ないですし、聴いている方もYouTubeとかほど多くないっていうこともあると思うんですけど、正直敵が少ないですよね。かつ途中で止めちゃってる番組も多いですし、リッチなコンテンツであればあるほど更新の間が開いてしまってることが多いのでスモールにコンスタントに続けられれば、ちゃんと聴いてくれる人が増えてくるだろうなっていうのはありました。

実際にそれは体感されてる?

特に宣伝したりしてないですし、番組自体こんな感じの地味なんですけども、ランキングには入るようになるとやっぱりまた違う人が聴いてくれているというのは感じてます。

最後になりますけども、これからPodcastを始める人たちに対して、バタやんさんなりに何かアドバイスやメッセージがあれば教えてください。

とにかく自分がやっていて楽しいこと、苦じゃないことで、あまりハードルを上げずにやれると良いのかなと思っています。

思いっきり実感が入ってますよね。

そうですね(笑)。本当はコロナじゃなかったら毎回ゲストを呼んでとか考えたこともあるんですけど、それよりは、コンスタントに毎週なら毎週ってペースを守れた方が良いのかなって途中で思って1人配信1人編集スタイルに落ち着きました。

収録の時間帯はやっぱり夜ですか?

いろんな時間帯だったりします。

やっぱり続けるのが一番っていうことですね。

続けやすいメディアだと思いますね。

寝落ちしたい方はぜひ「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜」を聴いてみてください。

寝落ちメディアとしてやっていきたい(笑)。

新しいですね、寝落ちメディアって(笑)。
今回は「真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜」を配信しているミモレ編集部ブックレビュー担当のバタやんさんにお話を伺いました。
バタやん、ありがとうございました。

ありがとうございました。