漫画好きのためのラジオ番組〜深夜のファミレス〜(Part.2)


漫画好きのためのラジオ番組〜深夜のファミレス〜

深夜のファミレスでの会話を愛する3人が、漫画を深掘って新たな魅力と教訓を見つけていく、漫画好きのためのラジオ番組です。

【毎週土曜日23時30分に更新 】

Twitter: @midnightfamires

《話す人》 シュンタロウ、マモル、ダイスケ


オガワブンゴ
オガワブンゴ

みなさんは普段どのような環境で収録されてますか?

ダイスケ
ダイスケ

最近は自宅です。以前は会議室を借りたりしてました。今はZOOMという機材でシンプルなコンデンサマイクを使って録音しています。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

みんな同じ機材を使ってるんですか?

マモル
マモル

ダイスケの家に集まって、床に机を置いて地べたに座りながら収録しています。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

本当に深夜のファミレス感がありますね。

ダイスケ
ダイスケ

本当はファミレスでやりたいんですけど、機材を持って収録してたらおかしいじゃないですか(笑)。いつかやりたいね、とは話しています。

シュンタロウ
シュンタロウ

やりたいですね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

機材の話に戻ると、ZOOMの何を使用されてるんですか?

ダイスケ
ダイスケ

4〜5万円した機材でZOOM H6を使ってます。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

すごい便利ですよね。

ダイスケ
ダイスケ

超便利で、最初にすごく調べました。stand.fmの経験があったので、手軽に始めちゃうと手軽に辞めれるということがあるなって、機材は買った方が良いよねと。やっぱり音質が悪かったら聴かないじゃないですか。自分がリスナーのときって、当たり前に良いものを享受してる中で、知らない奴の無茶苦茶音質が悪いものを聴けるかというと聴けないだろうということでZOOM H6を買いました。最初にお金をかけておけばなかなか辞めないだろうということも含めて購入しました。

マモル
マモル

買って良かったよね。正解でした。機材があるとめっちゃテンション上がるしね。

ダイスケ
ダイスケ

それは間違いない、ちゃんとマイクがあってね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

これにマイクを各自1本ずつ繋いでということですね。

ダイスケ
ダイスケ

そうですね、3チャンネル分を付けてます。マモルが編集するときにやっぱり各自の音声ファイルが必要だというので。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

楽ですよね、ファイルがそれぞれあった方がね。

マモル
マモル

そうですね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

マイクは何を使ってるんですか?

ダイスケ
ダイスケ

マイクはめっちゃ安いのです。収録機器のZOOM H6がしっかりあるので、単純に単一というか声をちゃんと拾えるマイクだったら大丈夫だなというところで、3本セットの安いものを買いました。そこに風防をつけてという感じですね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

やっぱり風防はしっかりと。

ダイスケ
ダイスケ

余計なノイズが入らないように風防はつけています。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

収録時に気をつけていることはありますか?

ダイスケ
ダイスケ

合流してから1時間くらいは収録せずに雑談しています。なんか最初から録ろうぜという空気にしたくないなって。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

編集ソフトは何を使われているんですか?

マモル
マモル

以前はAdobe Auditionでしたが今はGarageBandでやっています。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

編集は全部マモルさんが担当している?

マモル
マモル

はい、やっています。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

マモルさんは編集ソフトを使うことに慣れていたんですか?

マモル
マモル

いや、ほぼ慣れてなくて音声は全く初めてでした。ただ動画の制作の仕事をちょっとやってたので、Premiere Proをちょっといじれるぐらいという感じです。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

Premiere ProをいじれたらAuditionもいじれますよね。

マモル
マモル

そうですね、なんとなくこんな感じかなということは予想できました。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

なるほど、今はAppleのGarageBandを使っている。

マモル
マモル

そうですね。GarageBandって意外と使えますよね(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

使えますね。次の質問からテーマがガラッと変わりますが、「深夜のファミレス」を始めてわかったことや気づいたことはありますか?

シュンタロウ
シュンタロウ

本当に個人的なことではあるんですけど、こんな楽しいんだって(笑)。すごい楽しいなと思っていて、それこそさっきの話にもあったように、気合いを入れて最初に機材を揃えて、番組のアートワークを作って音楽も入れてとか本格的にやったので、もちろん自分の気持ちもそうなっているんですけど、こうやって定期的に3人で集まってちゃんと喋るということ自体も楽しい。ちゃんとやったからこそだと思うんですけど、再生数が伸びたりしていることにかなりテンションが上がって、twitterもやっていて、そこに聴いてくれた全然知らない人から長文のメッセージとかもきたりして。3人で深夜のファミレスというテーマでだべってる中でも、そこに共感してくれて「漫画買って読んでみました!」みたいな声があったりして「Podcastやべー!」みたいに思いました(笑)。

マモル
マモル

僕はPodcastって続けられることができるなって思いました。この理由は2つあって、もう1年続いてるんですけど、1つはシュンタロウが言ってくれたように、例えば写真を撮るとか1人でやることではなくて、メンバーとテーマの設定さえちゃんとしていれば友達と喋るという声が基になっているので、そもそも気持ち的に楽しく続けられる。もう1つは単純に制作の話で、YouTubeと比較するとわかりやすいんですが、動画でコンテンツをずっと作り続けるって、結構大変じゃないですか。でも音声だと、もちろん構成を考えたり編集の手間は一応あるんですけど、動画と比べたらコンパクトにできるので、そういう意味ですごく続けやすいなっていうのに気づきました。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

ダイスケさんはいかがでしょうか?

ダイスケ
ダイスケ

以下同文で彼らが言ったことが全てです(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

それぞれが感じるPodcastの可能性があれば教えてください。

シュンタロウ
シュンタロウ

これはダイスケからいきましょうか(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

そうですね、ダイスケさんから。

ダイスケ
ダイスケ

より持たざる者に可能性があるんじゃないですかね。さっき言ったようにちゃんと作ることをしていれば、音声なのでルックスとか先天的なものに作用されずにいけるというのがすごく大きいのかなって思ってます。もし僕ら3人が顔出ししていたらやっぱりこんなに続いてないし、違うものが芽生えていたと思うんです。すごく小規模で気づいたら世界が広がっちゃってるぐらいの方が合うなと思うし、そういう続けられる人に可能性があるのですごく良いなって思います。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

マモルさんはいかがでしょうか?

マモル
マモル

音声ということで顔を出さないので、よりバイアスが掛からない状態で人が喋る場だなと。なので、僕らみたいな素人とか有名人が出たとしてもよりリアルな話が聴けるのかなって。あとはコラボレーションしやすいのかなと思ってます。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

なるほど。シュンタロウさんはいかがでしょう?

シュンタロウ
シュンタロウ

配信する側が参入しやすいというのもあるし、聴く側のカロリーも結構低いなと思ってます。やっぱりテキストを読むとなるとちょっとグッとなるし、動画も目が疲れたりすると思うんですけど、Podcastって運動しながらでもいいし、寝るときでもいい。配信する側の参入障壁が低いからいろんなコンテンツが出てくるし、同じコンテンツでも語り口調が違うというだけで細分化できる。それでどんどんコンテンツが増えてきたら、聴く側がもっと選べるようになると考えると結構広がりそうだなと。逆に特大ホームランみたいなものはないかもしれないけど、いろんな人と触れ合えるきっかけにPodcastはなるのかもなって配信していて思いました。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

勉強になります。

ダイスケ
ダイスケ

ちょっと辞めてくださいよ(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

最後になりますけども、これから始める方に対して何かアドバイスやメッセージがあればお聞かせください。

シュンタロウ
シュンタロウ

「機材は揃えろ」ですね。

ダイスケ
ダイスケ

「続けた方が面白くなることが多い」です。配信回数が積み重なっていくともっと面白いことが起こってきて、僕らも今回みたいに取材されるなんて思ってもみなかったわけです。だから続けた方が面白い世界が見られるぜということを大きい声で言いたいですね。

マモル
マモル

僕は「好きな奴らと好きな話をしてみて」ということですね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

駒沢公園でのちょっとした会話から今のこういう形に繋がっているということですもんね。

ダイスケ
ダイスケ

続ければ。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

続けないとダメなんですよね。

ダイスケ
ダイスケ

それは間違いないですね。3人とも共通でそれは思ってます。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

楽しい話を聞かせていただき、ありがとうございました。「漫画好きのためのラジオ〜番組深夜のファミレス〜」ですが、この3人のやりとりがすごく面白いし、実際に深夜のファミレスの後ろの席から聞こえてきてちょっと笑っちゃうような感覚を体験してもらえたらと思います。今回は「漫画好きのためのラジオ〜番組深夜のファミレス〜」を配信しているシュンタロウさん、マモルさん、ダイスケさんにお話を伺いました。ありがとうございました。

3人
3人

ありがとうございました。