ゲームなんとか こへい・HARU (Part.1)


ゲームなんとか

ポッドキャスト番組「ゲームなんとか」はゲームがうまくもなければ、くわしいわけでもない2人がとにかくゲームの話をするポッドキャスト番組。2018年2月より週1回放送でお届けしております。メインパーソナリティは、こへいとHARU。おたより回にはアユミが登場。3名でお届けしています。

○2018年にはApple選出のベストポッドキャスト2018にて「2018年に最もダウンロードされた新番組」に選出されました。

○2021年にはJAPAN PODCAST AWARDS 2020にて「JAPAN PODCAST AWARDS 2020 推薦作品」に選出されました。


オガワブンゴ
オガワブンゴ

今回は「ゲームなんとか」を配信しているこへいさんとHARUさんにお話を伺います。こへいさん、HARUさん、よろしくお願いします。

こへい
こへい

よろしくお願いします。

HARU
HARU

よろしくお願いします。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

まず最初にお二人は、Podcastにどのような印象やイメージを持たれてましたか?

こへい
こへい

僕は10年ぐらい前にスタートしましたが、その頃は「より個人の素人が好きな趣味の話をしてる場」みたいなところで、どちらかというとアングラな世界のイメージがあって、僕はYouTubeとかがあまり得意ではなかったので、自分がやってみるならPodcastがやりやすそうだなと思って始めてみた、そんな印象でしたね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

HARUさんはいかがですか?

HARU
HARU

自分の場合はPodcastのリスナー側でしばらく聴いていて、そこから配信側で自分でもできそうだなというのがやっぱり強かったんですよね。

YouTubeとかで動画をやるとなると、もちろんその内容もそうですし、編集とかもかなりハードルが高そうだなと思ったんです、機材もそうだし。それがPodcastだとそれこそパソコンのマイクだったり、スマホのマイクだったりとか、そういうので始められそうだなと。

あと音を周りにもともと興味があったこともあって、Podcastが自分に合っていそうだなと、選んだ感じはありました。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

なるほど。今こへいさんもおっしゃってましたけど、10年前ぐらいって極端なこと言うと整備されてない荒地のような状態だったと思うんですけど、実際どうでしたか?

こへい
こへい

今もそんな大きく変わったかというと、そうでもない気がしますけど、リアルな知り合いに言っても通じない話だと思ってましたね(笑)。

HARU
HARU

今もうそこまで変わってないんだけど、知ってたら「知ってるの!??」ってなるレベルの話だよね(笑)。

こへい
こへい

今はやっぱり徐々に広がってきたんだろうなという実感はありますね。

HARU
HARU

実際Spotifyとかでも聴いていなくても目にする機会は多分増えたんでしょうね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

番組のことを伺っていこうかなと思うんですが、「ゲームなんとか」をやろうとしたきっかけや背景、ちょっと言い方を硬くすると企画のことを教えてください。

こへい
こへい

企画って言葉を使われるとすごく言いづらくなっちゃうんですけど(笑)。

HARU
HARU

これに関してはひとまずこへいさんですね(笑)。

こへい
こへい

僕とHARUさんのそもそもの馴れ初めは、もともとリアルな友達ではないんですよ。

HARU
HARU

そうですね。

こへい
こへい

それこそ僕は僕でPodcast番組をやっていて、HARUさんもPodcast番組をやっていて、その番組同士で何となく知り合いになったっていうのがそもそもの出会いなんですよね。僕はゲームが好きだったんですけども、ゲームの番組をやっているというわけではなく、何かゲームの番組やってみたいなという思いが自分の中でちょっと燻っていたんですよね。

で、少し前の段階でHARUさんとゲームの話をする場面があったりとか、2人でYouTubeを使ってゲーム実況をしてみたりとか、そういう流れもあって「いっそのこと2人で番組やってみない!?」っていう様な思い付きで誘って、というのがスタートじゃないかなって思います。

HARU
HARU

で、それを軽く受ける(笑)。自分ももちろん趣味の一つがゲームだったんで、もともとやっていた番組がパートナーとやっていたんですけど、そのパートナーは別にゲームに興味がある人ではなかった。

話してもそんなに響かない感じだったので。

ゲームが好きな人同士で喋ったら楽しいかなみたいなところがあって。そういう場があっても良いなって思ったので「やりましょう!」っていう感じでした。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

じゃあもう軽く誘って軽く受けてスタートしたっていう形ですよね。

こへい
こへい

本当にそんな感じですよ(笑)。

HARU
HARU

本当にそんな感じですね。番組名どうする?みたいな話からどういう構成にする?みたいな話もそこからでしたね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

この「ゲームなんとか」というタイトルにした理由は何かあるんですか?

こへい
こへい

正直HARUさんと1時間ぐらい「あーでもない、こーでもない」って話したタイトルがあったりしたんですけど、決まったタイトルがあったかと言われたらそんなに強いのは無かった。

HARU
HARU

そうですね。いくつかあげてみて、これだとちょっと具体的すぎるんだよな〜とか、何かもうちょっとフワッとしたタイトルが良いよねみたいな感じから「ゲームなんとか」っていうゲームと何か喋るみたいな。でも「ゲーム」は入れたかったんですよね。

こへい
こへい

そうそう。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

ゲームの番組っていうことですもんね。僕も何度か聴かせてもらいましたが、ゲーム自体の好きな深さってどのぐらいなんですか?

HARU
HARU

番組始まってちょっとしたぐらいにこへいさんと話をしてて、こへいさんはゲマーだって言ってって、俺はただのゲーム好きですけど、何かそこにライン引きがある必要があるのかみたいな話をしましたね。

こへい
こへい

本当にゲームで遊ぶ人それぞれで定義が違うんだろうなとは思うんですけど、ただ実態として、何か3年強ぐらいやってみて思うのは、僕もHARUさんも共通しているのは、別にプロゲーマーになろうとかそういう意識が高いわけでもなく、その専門知識をすごい持ってるっていうわけではないと思うんですよ。ただ好きは好き、話してみたいという欲求を強く持っているというのが共通点。すごいゲームが好きな素人というのが、当てはまる気がします。

HARU
HARU

そうですね。この番組の雰囲気は、何か特別すごい深い知識を持っているわけでもなく、深い考察を持っているわけではないけど、楽しく話すことって良くないですか!?、みたいなところは結構思うところかなあという気はします。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

ゲームについて、何かをレクチャーをするというよりも、2人が好きなものを好きなような形でお話してる。

こへい
こへい

そうですね。

HARU
HARU

そうですね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

コンセプトは?

こへい
こへい

コンセプトも今話した通りな気がします。定形文として番組内で読んでいるのは、「ゲームが上手くもなければ、詳しいわけでもないけれど、ただただゲームの話がしたい!」みたいなことを言っているんですけど、本当に専門家では全くなく、2人の共通点としてはゲームが好きだよね。そして、リスナーさんもそれが良しとしてくれているきらいがあるんですよね。

開発者ではない、ただのプレーヤーとしての話だっていう部分のところがコンセプトになったのかなと思ってます。

HARU
HARU

あとは特別きっちり決めたわけではないけど、ゲーム以外のことを話すつもりがあまりない。お互い別に他の番組をやっていたので、例えば近況とかはそっちで話すし、ですので、ゲームの話をしてる番組という感じにはなってますね。だから他のことはあまり喋らないです。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

配信スケジュールは?

こへい
こへい

始めた当初は週1回配信でやってました。

HARU
HARU

そうですね。週1回で30分から40分ぐらいと言って最初始めました。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

とはいえ、結構長くお話されてますよね!?1時間前後ぐらい。

HARU
HARU

その最初の時間の枠組みに関してはかなり自然崩壊しています(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

時間を気にせずに本当に好きなことを話しているから、終わろうかっていうところで終わるっていう感じなんですかね。

HARU
HARU

別にそんなに時間をきっちり決めてやるほどかっちりした番組ではないと個人的には思っているので、自然と話が終わるじゃないけど、キリの良いところで終われば良いかなというって感じではあったかなと。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

聴いていてすごく深夜のラジオを思い浮かべるというか、僕の主観だと空気感が深夜ラジオなんです。2人が気張って話をしてるわけではなく、自然体で話してるし。深夜ラジオを意識したりとかしてますか?

こへい
こへい

意識はしてないですね。

HARU
HARU

でも何となくだけど、変に肩張った感じのお喋りにはしたくないなと。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

先ほどちらっと言葉が出てきた構成なんですけど、番組の構成というのはどのように考えて作られてるんですか?

HARU
HARU

構成に関しては、最初のころにこへいさんが「こういう流れ」みたいものを何となく決めてくれてました。

こへい
こへい

そんなにかしこまった構成と言えるほどのものではないですけど、番組が始まった当初は僕とHARUさん自体がお互いのゲーム遍歴みたいなことを知らなかったので(笑)。

HARU
HARU

お互いにゲーム好きという認識ぐらいしかなくて細かいところがなかったので、お互いに好きなゲームって何?と質問し合う構成になってました(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

面白いですね、番組を通してコミュニケーションを深めていく(笑)。

こへい
こへい

もともとがリアルな友達ではなかったので、改めてHARUさんって何が好きなの?みたいなことを話し合うような場が最初ありました。

HARU
HARU

そうですね。だんだんオープニングトークが延び延びになって自然とそのコーナーがなくなる(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

そもそものスタートもユニークな形だし、リアルの友達はないけどお互いPodcastをやっていたところから番組がスタートしてるってすごく面白いですね。こういった出会いもあるんですね。

こへい
こへい

おかげでこの3年ぐらいでHARUさんとはだいぶ仲良くなったなと思ってるんすよ(笑)。

HARU
HARU

その前まではお互い番組を「何となく聴いているっぽいよな」ぐらいの関係(笑)。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

実際に会ったりしてるんですか?

こへい
こへい

僕の家が宮城県仙台市、HARUさんは神奈川。そんなにしょっちゅう会えるような状況ではもないですね。

HARU
HARU

初めて会ったのも「ゲームなんとか」が始まった後。

こへい
こへい

本当に数える程度しか会ったことがないですね。

HARU
HARU

番組で喋っているから会うことに何かがあるとは感じてないですね。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

実際に番組内で取り上げるゲームの内容というのは、どう選択しているんですか?

こへい
こへい

2人とも遊んだことがあるものを話してみるという流れは多いんですけど、実際はそんなに多くなくて。

HARU
HARU

遊ぶゲームの方向性が合ってるかと言われれば、僕らはあまり合ってない。時々クロスポイントがちょこちょこあるぐらいなので、お互いのゲーム遍歴なんかを話すことが多い。

こへい
こへい

僕が遊んだゲームの話をしてみたり、HARUさんが遊んだゲームの話をしてくれたり。お互いにゲームのことは詳しいといえば詳しいので、遊んでないけど聞いていると何となく形はわかるというか。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

なるほど。

HARU
HARU

こういうゲームの話をしているんだろうなとか、多分こういうものなんだろうなみたいな。

ゲームの方向に触手は伸びているので、新しいものが来ると「なにそれ!?」みたいな話になる。

オガワブンゴ
オガワブンゴ

本当に「ゲームなんとか」ですよね(笑)。

こへい
こへい

そうです、本当に雑談なんです(笑)。


Part.2へ続く