元競輪選手 菊池仁志の自転車道場
競輪選手生活30年、S級在籍28年の元競輪選手 菊池仁志が自転車競技で強くなるためのプロのノウハウをお伝えします。ロードバイク・ヒルクライム・ロードレース、トラックレース、自転車のトレーニング、競技技術、レーステクニックのヒントにしてくださいね♪K-FITTING BIKE SCHOOLのお話や、競輪に関するお話もしていきます。
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《話す人》 菊池仁志
普段どのような環境で収録されていますか?
事務所内の一室で、AndroidのタブレットにインストールしたRadiotalkというアプリを使用してます。RadiotalkのAndroid版は編集機能がないので先ほども言った通り一発録りです。
収録のときに何か気をつけていることはありますか?
声のトーンをできるだけ暗くならないように、明るい声のトーンで話すようにしています。あとはワクワクした気持ちを持ちながら話をしています。
タブレットということは、そこに何かマイクとかを付けてるんですか?
マイクは付けずにこのままやっています。事務局でこれもいろいろテストをしてみた結果こちらの方が良いんじゃないかということでした。本当に簡単な周辺機器でやっています。
菊池さんと事務局の女性の方でお話しされてますが、アシスタントの方と同じ空間で収録している形ですね。
そうですね。ちょっとだけ距離をとって話してます。事務局の方でnoteをやってるんですけど、自分の考えてる内容とは少し違っていて、外から見た自転車道場はどうかという感覚でnoteを書いてもらってるんですけど、そこに音声を掲載することもしています。
メインの配信プラットフォームはRadiotalkを使って、noteにはRadiotalkのリンクを貼ってるようなイメージですね。
はい、その通りです。
菊池さんが「元競輪選手 菊池仁志の自転車道場」を始めてわかったことや気づいたことは何かありますか?
スクールの中で話す内容は、そのときの時間の中で最大限お話してるんですけど、自分は多くの個人の方に対して教えてないんですよね。そうなると他の方は自分がどういう話をしているのか把握できないわけですが、Radiotalkを通じて全体像を把握してもらうことが可能なので、そういう使い方もしてますね。
菊池さんの声ってとても聴きやすい声なんですけども昔からですか(笑)?何かトレーニングをされたりしたんですか?
喋りは全くのど素人で(笑)。競輪の解説中継をするときに、プロの方に話すトーンであったり、こういう言葉の使い方した方がよりわかりやすいんじゃないか、といったアドバイスをいただいたことはあります。ただ、具体的にスクールに通ったりとか習ったりといったことはないです。
すごく聴きやすいし、聴き取りやすい声なので、スクールで学ばれてる生徒さんはすごくわかりやすいでしょうね。
嬉しい(笑)。自分の声は自分ではわかりませんが、できるだけ伝わりやすいように心掛けてます。
菊池さんが感じるPodcastの可能性があれば教えていただけますか?
Podcastを配信し始めて、元競輪選手で45歳のときにトップクラスで引退してアメリカに移住した 案浦くんという後輩がいます。今はヒューストンで仕事をしているんですけど、このPodcastを聴いて彼がTwitterで「菊池さん、こんなことやってるよ」って紹介してくれたんですね。国を跨いで自分も久しぶりに案浦くんとTwitter上でやりとりをして、Podcastに出てもらったんです。
はい。
時差が13時間ぐらいあったんですけど、番組の中で日本にいて感じる自転車のこと、アメリカにいて感じる自転車のことを話し合えたんですよね。これは自分も驚いたところで、世界中と繋がるんだと、今後の可能性としてはありなんじゃないかなあと思いました。日本の環境にいて当たり前になっていることが海外ではそうじゃなかったりとか、新しいアイディアに気づいたりとか、将来自分がどうやっていこうとか、そういうなんか壮大なスケールになりすぎるんですけど、将来外国人の方とPodcastで話すときにAIを利用して同時通訳とかできれば、そこで面白い番組もできるんじゃないかなと。そういうことも面白いですよね。
僕も番組をやってますけど、海外の方からリクエストフォームが来たときに今菊池さんがおっしゃったような感覚になりました。すごく嬉しいし、これめちゃめちゃ可能性あるなって僕も思った記憶があります。
そうですよね。その広がり方というのが自分の想像の範疇を超えてたので。
そうなんですよね。確かに仕組み的にはインターネットだし、配信したらどこのエリアでも聴けるということなんですけども、「そこからか!」という部分は衝撃がありますよね。昔の仲間とPodcastを通して再会できたっていうことでもすもんね。
福岡の選手で現役のときはライバルだったので、しのぎを削ってた仲なんですよ、必要以上のことあまり喋らないというか。久しぶりにRadiotalkを通じて話したときには昔からの友達のように話せたというか、同じ時間を共有していたので、それは同窓会的な嬉しさがありましたね。
最後になりますが、これから始める方に対してアドバイスやメッセージがあればお願いします。
考えている以上に簡単に番組が作れると思うんですよ。世の中が多様化しているので、綺麗に喋る必要も自分はないんじゃないかなって思ってます。配信されてる方たちが感じる心の内を、自分がワクワクするようなものを配信していただければ、それを聴いてくれる人たちもいるので。そういう意味では、やらなければいけないといった堅苦しい枠の中ではなく、自分が楽しいと思うことをどんどん配信してほしいなと思います。大きなテーマも大事なんですけど、そうじゃない部分の普段の日常から得られるヒントは結構あるので、そういうものを出していってもらえたら嬉しいかなと思います。
本当にそうですよね。今回は「元競輪選手 菊池仁志の自転車道場」を配信している菊池仁志さんにお話を伺いました。菊池さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。